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警告ラベル安全規格講座
第9回 正しく伝わる警告ラベルのデザイン(Part 5:フォーマット)
「正しく伝わる警告ラベルのデザイン」シリーズもPart 5で最後となります。第9回では、第5回から第8回まで4回にわたって検討してきた内容を、警告ラベルとして仕上げるための「フォーマット」について説明します。
フォーマット
警告ラベルは、基本的に「シグナルワード区画」「シンボル区画」「メッセージ区画」といった3つ以上の区画で構成します。「シグナルワード区画」には、安全警告記号とシグナルワードを入れます。「シンボル区画」には、シンボルマークを入れます。最後に「メッセージ区画」には、文字メッセージを入れます。

「シンボル区画」だけのラベル
警告ラベルを貼るスペースが十分に確保できないなどの理由で、「シンボル区画」だけのラベルを使用する場合は、必ず警告ラベルの貼り付け位置とそのシンボルマークの意味について、取扱説明書に記載しなければなりません。

単一シンボルマークのラベル
1つの言語に対応する場合、以下の構成で作成します。横型または縦型のどちらでも使用できます。

複数シンボルマークのラベル
1箇所に対して複数のリスクが想定できるとき、単一シンボルマークのラベルを複数枚貼り付けると、情報が煩雑になり、ユーザーに注意喚起しにくい状況が発生します。そのような場合は、複数のシンボルマークを集約した構成で作成します。

複数言語のラベル
2つの言語に対応する場合、「シンボル区画」の両側に、それぞれの言語に翻訳した「シグナルワード区画」と「メッセージ区画」を配置します。3つ以上の言語に対応する場合は、翻訳した「シグナルワード区画」と「メッセージ区画」を2言語併記のラベルの横に配置します。

特にカナダでは、カナダ連邦と州・準州の法規制によって、カナダ向け製品への安全表示、警告表示、注意表示については、英語とフランス語の2言語での表示が求められています。2つの言語で対応することは、メーカーの責務とされています。
『警告ラベル.com』の豊富なラインアップ
『警告ラベル.com』では、規格で定められたルールに準拠した3,700種類以上の警告ラベルをご用意しています。フォーマットの種類別、規格の種類別、危険の種類別、サイズ別、言語別など、あらゆるニーズにお応えしています。




詳しくは当社までお問い合わせください。
次回は、「各国における警告ラベルの規格」について説明します。
(参考文献)
- 『ANSI 安全標識・警告ラベル基準』ANSI Z 535シリーズ 2011年版
警告ラベル安全規格講座
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第1回 製造物責任法(PL法)と警告ラベル -
第2回 製品に潜むリスクと警告ラベルの関係性(Part 1:残留リスク) -
第3回 製品に潜むリスクと警告ラベルの関係性(Part 2:リスクアセスメント) -
第4回 製品に潜むリスクと警告ラベルの関係性(Part 3:リスク低減方策) -
第5回 正しく伝わる警告ラベルのデザイン(Part 1:ラベルの構成要素) -
第6回 正しく伝わる警告ラベルのデザイン(Part 2:シンボルマーク) -
第7回 正しく伝わる警告ラベルのデザイン(Part 3:シグナルワード) -
第8回 正しく伝わる警告ラベルのデザイン(Part 4:文字メッセージ) -
第10回 警告ラベルの規格 (Part 1:各地の規格) -
第11回 警告ラベルの規格 (Part 2:JIS規格) -
第12回 警告ラベルの規格 (Part 3:SEMI規格) -
第13回 その他の安全ラベル(Part 1:EMO・電気設計・放射線) -
第14回 その他の安全ラベル(Part 2:レーザラベル) -
第15回 警告ラベルと取扱説明書の関係性